もじゃもじゃな人の雑記

当方は高専生でしたが今は腐れ大学生.今後は日記および備忘録として動きます.

今日のアブスト 18/11/01

最近の生きる糧はワールドトリガーの毎日2話無料公開を見ることな私です.コミックス買うのもありかもしれない.

ちなみにそれ以外の日々の楽しみとかストレス発散とかが最近あまりなくてどうしようといった感じです.

休みの日の手持ち無沙汰なときは同じウェブ小説を何回も読み返したりしてしまってます.とりあえず課題をしろ.


さて,こないだの記事で,次は間接互恵やるぞと言って以来,色々読んで見てはいるんですがなかなか脳内でまとまらない.

多分,メカニズムとしてはかなり興味を持たれてきたものらしいので文献がたくさんあるんですよね.

記事にどうやってまとめよう,どこまで書こう,と悩んでおります.

まあそれはそれとして,久しぶりに今日のアブスト

ちなみにアブストを読んだだけでは全くワケが分かっていない.


論文の置いてるところはこちら.natureの論文というだけで強そう.

タイトルは「協力の進化における社会規範の複雑性と過去の評判」です.


Indirect reciprocity is the most elaborate and cognitively demanding of all known cooperation mechanisms, and is the most specifically human because it involves reputation and status.By helping someone, individuals may increase their reputation, which may change the predisposition of others to help them in future.

間接互恵性は最も緻密で,かつ全ての既知の協力メカニズムに認知的に要求しており,評判と状態を含むため最も明確に人間らしいと言える.誰かを助けることで,個々人が自身の評判を上げるかもしれない.そしてそのことは,未来に他の人の傾向が彼らを助けるように変化するかもしれない.

早速間接互恵性が出てきました.すごく簡単にいうと,情けは人の為ならずの精神です.つまりは,誰かに協力したら他の人がそれを見てて,自分と協力しようと思ってくれるかもしれないと考えながら協力するという感じのメカニズム.

The revision of an individual's reputation depends on the social norms that establish what characterizes a good or bad action and thus provide a basis for morality. Norms based on indirect reciprocity are often sufficiently complex that an individual's ability to follow subjective rules becomes important, even in models that disregard the past reputations of individuals, and reduce reputations to either 'good' or 'bad' and actions to binary decisions.

自らの評判の修正は,良い行いと悪い行いを特徴付け,倫理性の基盤を提供するものを設立する社会規範に依存する.間接互恵性に基づく規範はしばしば十分に複雑だ.それは個人の過去の評判が関連してこないモデルにおいてさえ,主観のルールに従うための個人の能力が重要になってくるし,「良い」か「悪い」かのどちらかの評価と2択の決定のための行動を減少させる.

評判の良い悪いは社会規範に基づくものだが,複雑である.それは,個人の主観などが関係してくるため,という考えであってるんでしょうかね.ここだけでは分からん.

Here we include past reputations in such a model and identify the key pattern in the associated norms that promotes cooperation. Of the norms that comply with this pattern, the one that leads to maximal cooperation (greater than 90 per cent) with minimum complexity does not discriminate on the basis of past reputation; the relative performance of this norm is particularly evident when we consider a 'complexity cost' in the decision process.

ここではそう言ったモデルにおける過去の評価を含む.また協力を推し進める関連した規範におけるキーパターンの同定を行う.このパターンに従う規範のうち,最小の複雑性において最大の協力(90%以上)を導くものは過去の評価によって区別されない.そのためこういった規範の比較的なパフォーマンスは,私たちが決定プロセスにおいて「複雑性のコスト」を考察する際,特に明白である.

核心部分に入ってきました.おそらく,過去の評価を含むというのがこの論文のキーポイントの1つなんでしょう.あと複雑性ですね.

過去の評価を含むってのはなんとなく分かるんですが,複雑性はどのようにしてモデル化されるんでしょうかね?

This combination of high cooperation and low complexity suggests that simple moral principles can elicit cooperation even in complex environments.

この高い協力と低い複雑性の組み合わせは,複雑な環境においてさえ,簡単な倫理原理が協力を引き出すことができると示す.

高い協力と低い複雑性,というのが強力の生存にとって重要になってくるそうです.


やっぱりモデルを見ないとよく分からない疑惑がありますね.また読んで見ます.ちょうど間接互恵性の話題みたいですし.

ではこの辺で失礼.