もじゃもじゃな人の雑記

当方は高専生でしたが今は腐れ大学生.今後は日記および備忘録として動きます.

ぼっち編入生が一年間大学で過ごした記録①

いや、ぼっちぼっち言いますけども。一応別にそんなガチなぼっちな訳じゃなくてですね。

コレは簡単に言うと、

  • 学科の同期で唯一の編入
  • ってかうちの学科では他の学年を含めても唯一の編入
  • なお、今後も編入生が入ってくることはない

という状況におかれた筆者の、いやコレはぼっち編入生と言っても差し支えないやろどうすんねんコレ......から始まった大学編入の体験記となります。

編入後の生活が不安なそこのアナタ!
意外と大丈夫なものです。こんなんでも辛うじて生存できます。ということを伝えられたら幸いです。

そんなこんなで書いてたら、結構長くなりそうだったので時系列で連載することにしました。

※ただし、私の置かれたような状況や、後に説明するそれへの対処法は、結構特殊です。なので参考にするのは難しいかもしれません。その点はご注意ください。 ※タイトル等に修正入れました。19/04/09


ではまず入学あたりから始めましょう。

入学当初の話

今思えば、入学当初こそ色々と問題づくめでした。よく生きた自分。

まとめ方をどうしようか困ったのですが、まずどんな問題を抱えててたのか挙げて、(できれば共感をもらって、)それからどう解決しようとアプローチしたかについて書いて行こうと思います。どうぞお付き合いください。


1. 編入生少なすぎ問題

ここがタイトルの「ぼっち編入生」のぼっちの部分に大いに関係してくるところですね。

ちなみにですね、入学前は普通に色々期待したりしてました。友達できるかなーとか、サークルとか入っちゃうのかなーとか。受験の段階で、私の行く学科に数人が合格したことは知っていたので、どう話しかけるべきかとかも考えてましたね〜


し か し 、
その状況から一転することになったのは、入学式に先立って行われた編入生向けガイダンスの日でした。

工学部の編入生が皆集まるわけだし、そこそこの人数が集まっているんだろうと思ってましたが、行ってみると、本当に全然人がいませんでした。集まり悪いなーとか考えつつ待機しましたが、一向に人は増えず、結局2人でした(多分)。ちょっと少なくありませんかコレ???

そんなバカなと思いましたがこれは事実で、私のときの編入生状況をまとめると、

  • 工学部の編入生は2人
  • もう一人は私と違う学科

だったんですね。一緒に編入試験に合格した何人かは、皆さんこちらに来てくれなかったようです…… 正直、この時点でだいぶ辛いところはありましたね。

あと冒頭でも書きましたが、私のいる学科は編入生の受け入れを停止したので、少なくとも私が在籍している間は後輩の編入生が来ることはないでしょう。悲しい……


2. 授業が忙しい & 精神的に辛い問題

やべえぼっちじゃん、どうしようと口から魂出しながら、ガイダンスで言われた通り教務に行って履修の相談をするわけですが、ここでも大変な現実が待ってました。

私の入った大学の単位変換は、一般教養に関しては必修1つを除いて認定してくれて、専門は大学の先生たちが勝手に認定したりしなかったりですでに決めてあるらしく、つまり単位認定のために駆けずり回る必要はないことになってました。楽なのはある意味良かったんですが、やはりそうすると沢山認定してくれるというわけにもいきません。特に、高専の専門から若干離れた学科に来たこともあり、専門の認定はそんなに多くなかったです。

結果として、履修計画がなかなかヤバくなりました。ボカしつつも言うと、

  • 月曜:4コマ、数学系ばっか
  • 火曜:3コマ、3年の実習とか
  • 水曜:3コマ、2年の実習と体育
  • 木曜:2コマ、3年の実習とか
  • 金曜:2コマ、癒し

な感じでした。個人的にやばいポイントはいくつかあるんですが、

  1. 週に実習3つは割と辛い(次の投稿あたりで大きく取り扱う予定)。
  2. 体育が地味に精神的に辛い。
  3. 上には書いてないけど、7コマ分は1、2年の授業でこれまた最初は心休まらない。

というのを感じてました。なかでも、体育の2回目はマジで吐きそうな思いをしながら授業に行ってましたよ。事前に種目が卓球とバドミントンというのは調べてまして。元より運動苦手でそれを引きずって体育も苦手だったし、周りは仲良しグループの中でペアを組むんだろうけど、私はどうやってペアを探せばいいの? ねえこれなんて無理ゲー? みたいな感じで前日から大分鬱ってました。
結果的に超優しい人が組んでくれて、ほんっっとうに助かりました。その場でも言いましたが、この場でも彼に言いたい。マジでありがとうございました。

ちなみに、体育をとったりしてしまったのは、うちの学科でも所定の単位を取れば教員免許が取得できることを意識しての行為だったのですが、その後に編入生は実質不可能であることを知り、絶望しました。しかもそれを知ったところで単位を切れない。理由はそのうち下で述べられます……

3つ目もなかなかしんどかったです。周りの人間に留年生と思われてるのかなあとか考えつつ、なるべくグループ活動とかがやってこないよう祈りながら受講してました。幸い、あまりグループ活動をする授業はなかったので助かったのですが。


3. 進級が厳しい問題

これだけしながらも、私の進級条件的には若干厳しいものがありました。一応、2単位ほどまでは余裕があったのですが、まあ予断を許さない感じでした。とはいえこの時は結構楽観的に構えてました。

……後に何が起こるとも知らずにね……


4. 良い成績を取らないと、研究室決めが辛くなる問題

これもなかなかプレッシャーでした。そもそもこの大学には行きたい研究室、教わりたい先生がいたから入学したというのに、選べないのは本当に悲しい。そういうわけで良い点を取るのも、私にとっては必須事項だったわけです。前述の体育を切れないのもこの問題あってのことで、切ってしまうと平均点がガクッと下がってしまうからだったんですね。これに気づいたときは大学のシステムと履修登録時の自分を本気で恨みました。



どうやって問題を解決しようか?

とりあえず、1の編入生が私一人問題は解決しないんですよね(笑)、どうやっても。これは辛いと言ってTwitterでネタにする以外に方法はない。同様に3もしょうがない現実で、これより進級が容易になることはありえなかったので頑張る他ない感じです。

そして、2と4ですが、こういう授業関係はやっぱり同級生、あるいは先輩の過去問・過去レポートの助けによってどうにかするのが正攻法でしょう。しかし、入学当初の私に、同級生の知り合いはもちろん、他学年の知り合いもいませんでした。しばらく経っても、コミュ障の私はそうそう友人を作れませんでした。普通に考えたら詰み。てかもはやこの状況は罪。誰か償いとして私と友人になりやがれ。


という感じでとてもやばい状況だったんですが、まあなんとか解決しました。その方法というのは、先生のツテからたどって、まず4年の研究生と仲良くなるというものです。ここで4年生と仲良くなったことで、授業の過去レポ取得から日々の授業ストレスまで、なんとかすることができました。

大学にはほぼ何も持たず入学した私でしたが、唯一、先生とのツテを持っていたことは本当に幸いでしたね。編入生で、上記みたいな問題を抱え込んだ人がいれば、先生と仲良くなるのも一つの手だと私は思います。研究に興味があると言って、邪険に扱う人はそういないでしょう。もしも院進などする予定があるならそのことも告げて、いろいろ相談に乗ってもらったり、なんなら研究を始めてしまうのも手ではないでしょうか。

私はラッキーなことに、そんな感じの道、すなわち学部3年ながらも研究に熱心な学生になることで教授陣や研究生たちと親しくなる道に入り込むことができたと思っています。私は別に作戦的にこれを行ったわけではありませんでしたが、編入後を生き抜く方法の一つとして、まあアリなのではないでしょうか。



そんなこんなで、結局入学当初に起こった問題はある意味で2年目を迎えた今でも尾を引いているわけなんですが、なんとか悪くない方法に向かうことができたわけです。

そうすると、やはり心には余裕が出て来るわけですけれども、それによって今まで抑え込まれてきた他の問題が顕在化することもあるわけで…… そういったことが起こり出した5月、6月あたりについて次は書きたいと思います。一応、乞うご期待と書いておきます。よく寝て待て。

では明日の日記にてまた。