今年の夏は2つの学会で発表したが,いくつか感想とか反省点とかあるのでまとめておこうかと思う.
所感(反省点以外)
片方は昨年も参加したもので,こちらは自分の研究テーマとマッチする度合いがかなり低かったのでそれほど実りはなかった.
でもその分,研究内容に関する基礎的な知識をまず共有しないといけない意識が欠けてたなーと思う.そこと本質部分との説明の比率が難しい.
スライドデザイン関連だが,多分気を遣って作成している人のものはどれも見やすいなと感じた.この辺はまだ知見というほど自分の中でまとまっていないけど,
- 色使いがいい
- 一度に伝える情報量が少ない
みたいなところがポイントなのかなと思っている.
なお2について,個人的にはアニメーションの使用が有効だというのが現在の自説.でも単にスライド内のコンポーネントをクリック毎に表示していくアニメーションは不可思議な空白が増えて気になりそうだからダメじゃないかなとも思っている.
以下は反省点
ミュート芸……
1つめの学会でやりました.発表後にミュートにし忘れた.大分恥ずかしいのでリモート学会の際は気をつけろよ!!
なお次の学会では画面に付箋を貼っておいたので回避できた.
研究背景が固まりきってないかも
そもそも,毎回学会で他の人の発表を聞くたびに「説得力がある」「なんかすごそうに聞こえる」と感じ,それに対して自分の研究成果・発表はどうだろうかと考えてしまい悲しくなることが多々あったのだが,この辺が原因かなと思った.
そういうわけで背景をしっかり書こうと今後は思っている.前から思ってないこともなかったけど,これまでは脳内の発表内容優先順位が「モデル」>「結果」>「背景」だったので量が少なかったのだ.スライドに多く情報を書くのが嫌だったからというのも量を抑えた理由だった.
しかし改めて他の発表を聞いていると,大分背景に力が入っているのを感じたし,量もある程度あった.それは(下でも言及するが,)参考文献の数なんかからも明らかだった.
そういうわけで,今後は背景の部分をなるべく言葉とスライド枚数を尽くして書いてみようかと思っている.書いた後で改善していくことにしやう.
参考文献が少ない
上のにも関わるけど,今回の発表用原稿を見てみると参考文献の提示が4つくらいしかなかった.我ながらこれはまずいぞと今頃になって顔を青くしている.
次からは少なくとも10個は紛れ込ませることにします.時間足りなければ後で削る.
今回はここまで.発表がひと段落したので色々とまとめていくぞ〜