もじゃもじゃな人の雑記

当方は高専生でしたが今は腐れ大学生.今後は日記および備忘録として動きます.

リモート国際会議ポスター発表してきた(?) 20/07/18

先日,国際会議で研究内容をポスター発表してきた.

国際会議での発表自体が初だった上に,リモート開催される学会も聴講しか経験なかったので非常に緊張しビビりまくっていたのだが,オチを言ってしまうと,全然聴きに来なかった.めっちゃ拍子抜けした.

事前に5分ほどの研究紹介動画も録画してあげることになっており,そちらの方は多少再生されていたようなので,あえて圧倒的ポジティブに解釈すると紹介動画で大体理解されたのかもしれない.動画の英語がゴミだったから避けられた可能性は全く否定できないけれども.

まあいいのである.書面上はこれでも実績感が出せるのだから,悪くないのである.

さて,準備とかについて軽く振り返っておこうと思う.ただし準備については相当怠惰だったので,仮に参考にしようとここまで読んだ人がいるならば反面教師として見ることを推奨する.というかそもそも覚書なのでまるで期待しないでくれ.


ポスター

ポスター本体は概ね引き継ぎだったのでこのテーマでは大きく関与してない.

しかしまあ,とりあえずモデルの説明の際には概念的な図を用意すること,余白を確保することを気をつけた.

以前に他の研究で作ったポスターのときは,配色に凝ったりもした.とにかく Google でポスター画像を調べて参考にするのが良いかなと思っている.


5分の紹介動画

とりあえずスライド使ってOKだったので,PowerPointで作成した.音声を入れるのはかなり簡単だったのでオススメである.ただし,僕が作成した段階ではどうやらMacパワポだとレーザーポインタ(調のカーソル)の録画ができなかった.それが痛くて結局研究室のWindowsで録音する羽目になった.

最初に作ったやつは我ながらよくなかった.指導教員に見せたら方針の大幅改稿を言い渡された.

その内容が「研究背景→モデル(割と詳細に)→結果とかは発表で」という感じで,最後の結果はCMの後でみたいな無駄な焦らしもさることながら,モデルをダラダラ説明していたところにも大いにツッコミどころがある,と今となっては思う.これはないわ.

とりあえず,見る人のことを考えてなかったと反省している.たまにTwitterで見る「顧客が本当に必要としているもの」という言葉が浮かんできた.まあアレ関連で流れてくるのは大抵ネタだが.

紹介動画は,ポスター発表の前に事前に見てもらうものなので,研究について分かった気にさせるのが肝要でないかと現状は思っている.その上でポスターを聴きに行く動機付けをも盛り込めるといいのかもしれないけれど,それは大変そうだ.


ともあれ,指導教員には「結果を出す」,「図を有効に使う(出すだけじゃなくて)」,「(すでに紹介動画投稿済みの参加者もいたので)他の人を参考にする」などをアドバイスされた.

結局,他の上手い人のを見ながら,文字をほぼ使わずほぼ図,ときどきアニメーションでもって説明する方針にした.イメージはTEDとかで発表するカッコいいプレゼンターの資料である.抽象的な図とかイメージ写真とかを使いつつペラペラ喋るの,謎のカッコよさを感じてしまう.

構成は「背景(1分)→モデル(2分半,大雑把に)→結果(1分半,グラフの説明)」とした.


発表準備

発表の練習時に原稿を書いていったら,「もっと会話する感じじゃないと話を聞いてくれないよ」とアドバイスをもらった.

分かっている.分かっているのだが,当方は英語能力がゴミなので普通に無理感を抱いてしまった.

最終的に,2分くらいは聞いて下さいよというヤサグレた思いで「簡単な背景+新規性の強調+モデルの簡易説明」のところだけ原稿を書いた.

後は "Do you need more information of our model?" とか "Can I go to the result part?" とか尋ねるつもりだった.まあ無駄骨だったけど

なんと,発表自体についてはこれくらいしか準備してない.いくら英語はアドリブ的に,単語主体でもいいからと言われたからといってもう少しフレーズを考えるべきだったなと思う.これは大いに反省.


英語全般

なんというか,説明的文章はまだかろうじて出てくる気がするんだが,つなぎの表現が非常にお粗末ということが今回明らかになった.「ではモチベーションから説明します」みたいな文章ですらパッと出てこないのである."At first, I'm going to explain our motivation." とか,いっそ "I'm interested in ~" でいいのかしら? わからん.

あと地味に困ったのが,英語ポスター発表用のフレーズとか調べて出てくるような,相手に話しかける定型文が今回使えなさげだったことだ.ポスターごとに通話部屋が割り振られているため,部屋にやってくる=説明を求めているが成り立ってしまい,見てるだけの人を捕まえる文章が不要になってしまったのだ.

そのため,最初の最初はとりあえず「ビデオ見た?」と尋ねる予定でいた.それと音量チェック.最近Vの者をよく見るようになったが,"Can you hear me?" とか "Is the volume OK?" とかを学べたのでそこは有用だった.

まあしかし,もっと英語なれないとマズイなと感じた今回の出来事だった.話す方もだが,聞く方当然ダメなので,YouTubeとか活用して日々触れていきたい所存.garibenTVあたりを使うと良いのかなあ.



まとめ

とりあえず英語勉強しようね,が結論.紹介動画作成の経験は唯一得られたかも.

あと,国内学会に対する緊張が相当緩和された気がする.だって日本語だもの.

何はともあれ,ひとまず解放されたので次は論文書いていきたい.