もじゃもじゃな人の雑記

当方は高専生でしたが今は腐れ大学生.今後は日記および備忘録として動きます.

雑記 21/11/26

最初に書いておくが、今僕には酒が入っている。 といっても「ほろよい」の缶1本なので全く酔っていないが(酔っている人間はいつだってこう言う)。

酔って作業すると大抵ロクなことにならないのだが、まあブログぐらい構わないだろう。


さてさて、今日も今日とて修論をちょっと書こうとしていたわけだが、やはりそういったまとまった文章を書くときに一番面倒なのは最初と最後の部分である。

つまり「序論」と「結論」、あるいは「プロローグ」と「エピローグ」だろうか?  逆に、真ん中の本体部分は案外書ける。人に伝わる文章にできるかは別問題だが。

序盤というのは特に難しい。 序論では読者を招き入れ、何について語るのか、なぜ語るのかを説明し、読者に準備をさせなくてはならない。 小説やTRPGシナリオでは読者に世界観を無理なく伝えるとともに、それから先への期待感を持たせる必要があると思う。 何それ無理すぎる。


加えて、序盤の出来は終盤にも関わってくる。

論文の方では、序論を逆三角(▼)、結論を普通の三角(▲)で構成しろと教わる。 これはどういうことか。

詰まるところ、逆三角とは最初はデカい問題に言及しそこから自分でも解決できるサイズの問題までスケールを小さくしていくことを意味する。 逆に、三角は本論の内容を元にしながら、序論で語った小さいサイズの問題がどうなったか、そしてそれがデカい問題に対してどれほどの影響力を持つのか書くことを示す。

僕はこういう構成がドラマチックで好きだ。 序盤に色々と問題があることを語っておいて、本論を経て結論でその一部を解決したことを示す。それは大きな問題を解決するための一歩でしかないが、されど一歩進んだことには変わりない。

だから論文もいい構成を思いついた瞬間はとても楽しい。 一方で考えている瞬間は地獄だ。 二度とやりたくはなくなる。


さておいて、こういう構成はシナリオとかでも使えるよなと思う。 なんなら、最近読んだラブクラフトの小説はこんな感じだと思った。 特に、最後に世界観がブワッと広がるところは、流石はコズミックホラーだと感じ入ったものだ。



こうやって考えていると、またシナリオ書きたい欲が湧いてくるな。書くか。

最後に書いておくが、今僕にはやる気が入っている。 といっても冷蔵庫にもう一本入っている酒を飲んだらまたぞろどっかへ行ってしまうかもしれないが。