もじゃもじゃな人の雑記

当方は高専生でしたが今は腐れ大学生.今後は日記および備忘録として動きます.

雑記と今日のアブスト 18/10/12

なんか連続で投稿を続けてると,はてブロのログに~日連続投稿中って書かれてて,思わず今日も書くかとなる単純な人間です.どうも.

今日は学校のことも特に語ることないので,読みかけ論文のアブストを紹介します.

とりあえずその論文ってのが以下.

Dual interaction producing both territorial and schooling behavior in fish - ScienceDirect

タイトル訳すと「魚における縄張り行動と群行動を生み出す二重性のある相互作用」って感じですかね.主役は魚同士の相互作用なのかな?

この論文はオープンアクセスかもしれない.テザリングでも見れた.

一応和訳もメモってたのでつけました.



お魚論文

Fish schools are frequently observed without a leader and an explicit condition forming school. Several models of schooling have been proposed focusing on the influence of neighbors, and introducing probability distributions, while these models are based on the separation of schooling and territorial behavior.

魚の群れはしばしばリーダーや明確な群れの形成がない状態で観察される.いくつかの群れのモデルとしては,近くにいる魚の影響に注目したものや,確率分布を導入したものが提案されてきたが,一方でそれらのモデルは群れ行動と縄張り行動を分けたものに基づいていた.

魚には他の魚と近い距離を保つ「群行動」と,自らの領域を守ろうとする「縄張り行動」という性質の違う2つの行動があるらしいと.

We frequently consider the duality of aggregation of animals, in which behavioral patterns involve both attraction and repulsion, antagonistic with each other. The idea of probability does not explain this duality that can provide both schooling and territorial behavior.

私たちは,行動パターンが誘因と反発の両方を含み,お互いに対立する動物の群における二重性を考察する.確率の考えでは群れ行動と縄張り行動の両方を提供できる二重性について説明することはなかったからだ.

それで群行動と縄張り行動は二重性があるようです.二重性といわれてパッと浮かぶのはやっぱり波動性と粒子性の二重性かな?そんな感じの関係があるんでしょうか.

From these biological facts, we have constructed a behavior model in which the influence of neighbors is formulated by the interface between the states of neighbors and a map of changes in these states. This interface uses a self-similar nowhere differentiable transition map which is temporally constructed, encompassing a crucial duality of repulsive and attractive forces hidden in the interaction among fishes.

これらの生物学的実態から,隣接魚の影響が,隣接魚の状態とその状態の変化の写像との共通領域によって定式化される行動モデルを構築した.このインタフェースには、時間的に構築され、魚類間の相互作用に隠れている反発力と引力の重大な二重性を包含する、自己相似のどこも微分可能でない遷移図を使用する。

この辺から本文を読んでないからただの直訳まがい.interfaceとか具体的に何を指しているのか,まだ分からない言葉が多くてなかなかイメージがつかめない.

We tested it with computer simulations against the biological reality of schooling and territorial behavior. Due to the influence neighbors can have on duality, the same model can show both schooling with a high degree of polarization and territorial behavior.

私たちはそれについて,群れと縄張り行動の生物学的実態に反する状態でコンピュータシミュレーションを行なった.近隣の魚が二重性に及ぼす影響によって,同じモデルは高い極性を持つ群れ行動と縄張り行動の両方を示すことができる.

うーん,結局近隣にいる魚の影響が大事なんですかね.


みたいな感じだと思います.

そもそもこの論文を読みだした理由が,ここには出てこないけどこの著者のキーワードとなっている「行動の非同期性」というのについて知りたいからっていうのと,なんだかんだとお魚モデルの研究自体はまだ興味あるからって感じなんですよね.

実態はまだ非同期性にすらたどり着いていない…頑張って読まねば.

読んだらちょっと再現実験してみたさはある.未だにデータが手元にあったりするし.




ほんとはTweetのバズりとかにもつながる論文のアブストも書きたかったけど,読んでないものは書けないので止むを得ない.

次に書きます.

そんで,今回みたいな「今日のアブスト」はなるべく続けて行こうと考えてます.

誰かに見られている(かもしれない)方がやる気になるかなーと思って.

なお論文1つだとつまらないので3つとか一気に挙げたいなどと愚考したこともある.

企画倒れしないように頑張ります.ので時々はブログ覗いてくださいね.

どうぞよろしくお願いします.